ネット証券は貴重な情報・分析が無料

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目次

ネット証券の投資情報は大手証券と遜色ないくらい充実してきた

個人投資家にとって、投資情報や分析資料は売買に関する判断をサポートする重要な存在です。近年、ネット証券は投資情報の充実にも力を入れており、もはやただ手数料が安いだけの存在(ディスカウントブローカーと称します)ではなくなりました。大手証券会社の調査部が作成したアナリストレポート、Longine(ロンジン)のような著名証券アナリスト集団が執筆する分析記事、あるいは日経テレコンを無料で活用できる環境を整えています。現在では、各ネット証券のホームページを見た感じでは、大手証券のそれと区別がつかないほどに充実しています。

利便性の点はネット証券が大手証券を上回る

もちろん、対面型取引が中心である大手証券では、みなさんが支店に足を運べば、アナリストレポートを始めとする様々な投資情報をもらうことができます。ただ、その場でもらう投資情報、特に、冊子や紙ベースの情報資料は、既に何日か経過していたり、酷い場合は、何カ月も前の情報であることが少なくありません。日々刻々と株価が動いていることを考えると、陳腐化した投資情報は無意味に近いものがあります。この投資情報の提供という点から言っても、世の中はインターネットの時代なのです。ネット証券の投資情報は、こうした従前の問題点を改善しているものが非常に多くあります。

ネット証券の投資情報を見比べてみる

下表はネット証券が提供する主な情報・分析の比較表です。投資スタイルによって、必要となる情報は様々ですので、欲しい情報があるネット証券を選んで資料請求・口座開設をしてみてください。

株初心者のみなさんの中には「情報は大事だと思うけど、どんな情報が分からない」という方も多いでしょう。その場合には、提供される情報が多く、さらに日経テレコンまで無料で使うことができる楽天証券がおすすめです。

下表の証券会社名をクリックすると、証券会社の公式ページを見ることも、無料での口座開設をすることもできます。投資情報の充実度についてもっと詳しく知りたい方は「投資情報が充実した証券会社は?」で解説していますので、参考にしてみてください。

証券会社ごとの「見ておきたい投資情報」提供状況:ニュース系

トムソン・ロイター 日経Quickニュース 日経テレコン21
楽天証券 無料 無料(ツール内配信)
マネックス証券 有料(ツール内配信)
SBI証券 無料
au カブコム証券 無料
GMOクリック証券 無料
SMBC日興証券 無料
岡三オンライン証券 無料
松井証券 無料 無料
ライブスター証券 無料

注:2015/03/03時点

証券会社ごとの「見ておきたい投資情報」提供状況:企業分析系

市場コンセンサス 会社四季報 個別企業の評価
楽天証券 IFIS予想 無料
マネックス証券 IFIS予想 無料 J.P.モルガン、TIW、Longine(ロンジン)
SBI証券 IFIS予想 無料
au カブコム証券 無料 三菱UFJモルガンスタンレー証券
GMOクリック証券 無料 TIW
SMBC日興証券 無料 SMBC日興証券
岡三オンライン証券 ロイター予想 岡三証券
松井証券
ライブスター証券

注:2015/03/03時点

投資情報は実際に活用してこそ意味がある

投資情報で一番重要なことは、最後はみなさんがしっかり読んで、自分自身の投資に活かすことです。これは、読んだり聞いたりする投資情報の内容を判断する(使う、使わない)ことも含まれます。みなさんは、学生時代に、試験の前に友人からノートを借りて一生懸命コピーした経験はありませんか?コピーすること自体はよいのですが、多くの場合、コピーした時点で“勉強した”と勘違いし、結果的には十分な勉強なしで試験に臨むことが少なくないようです。同じように、投資情報は読んで使って初めて意味があるのです。そのためにも、入手した投資情報を“吟味する力”を身に付けましょう。最近では、ネット証券以外にも、Longine(ロンジン)のように投資情報を吸収する力が身に付くサイトが数多くあります。有料のものが多いですが、中には非常に安いサイトがありますので、是非利用してみましょう。

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