株式投資って、一体何のことなの?

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目次

「株式投資」には何だか怖いイメージが付き物?

最初は「株式投資」と聞くと、何だか凄く難しいものだと感じる方も多いと思います。そして、同時に、何だか怖いと感じる人も少なくないでしょう。恐らく、投資で失敗して全財産を失ったとか、投資で失敗して家族と離れ離れになったとか、借金取りに追われて自殺したとか、そういうドラマや漫画に出てくるようなシーンが強く印象に残っているからではないでしょうか。でも、不思議なことに、ドラマや漫画では、投資で成功したシーンは殆ど出てきません。また、一方では、「投資は怖い」「投資は危険だ」と思い込みながらも、競馬・競輪・競艇等の公営ギャンブルに対しては、惜しげもなく大切なお金を注ぎ込む人を、よく見かけますよね。

Dziurek / Shutterstock.com

「株式投資」はギャンブルではない

株初心者のみなさん、「投資」はギャンブルとは違います。賭け事ではありません。実は、投資には様々な意味があるのですが、ここで言う「株式投資」というのは、“利益を得ることを目的として、株式に資金を投じる”という意味です。うーん、これを完全に理解するのは、ちょっと難しいですよね。でも、株式投資というのは、ほんの少しだけ理解することで、皆さんの人生設計が大きく変わる可能性があるのです。人生設計だなんて少しオーバーだ…と思うかもしれませんが、その中身を理解すれば、ギャンブルなんかよりも確実に夢が大きく広がります。

「株式投資」=「経済に参加する」こと

株式投資に入門するということは、“日本・世界の経済に参加する”ことなのです。経済に参加するなんて、そんな大袈裟な……と思う人が大多数かもしれません。しかし、これは大袈裟でも何でもありません、厳然たる事実なのです。皆さんの多くが、経済なんて難しくてどうでもいい世界と感じていると思いますが、その経済に簡単に参加できるのです。そして、“日本・世界の経済に参加する”ことで、様々な世の中の動きを身近に感じて、ワクワク楽しくなります。

株初心者の方は、子供の頃の「運動会」を思い出そう

イメージは運動会です。小学校や中学校で毎年開催される運動会、皆さんの殆どが経験してきたはずです。楽しかった思い出もあるでしょうし、その逆で、振り返りたくない記憶があるかもしれません。ただ、運動会は、自分が参加してこそ、本当の意味での運動会なのです。自分が参加しなければ、運動会に興味なんて湧きませんし、赤組が勝とうが、白組が負けようが、全くどうでもいいことですよね。

自分が参加して初めて、本当の「運動会」になる

ただ、運動会への参加には、色々な方法があり、それ相応の差があります。華やかなリレーのメンバーとして出場する人、組体操の頂上に上る重要な役で出場する人、全員必修の徒競走だけ出場する人、異性と堂々と手を握れるフォークダンスだけ出場する人、或いは、応援団として参加する人、審判や記録員として参加する人、色々あります。でも、どんな形であっても、「運動会に参加する」ことに変わりはありません。自分が参加して、それが赤組や白組のチーム勝利に結びついたら、喜びも一入なはずです。この喜びは、運動会に参加しなかった人には、絶対にわからないと断言できますよね。

株式投資に入門することで、本当の経済に参加できる

この「運動会」を「世界と日本の経済」に置き換えて下さい。テレビや新聞で報じられている「経済」に参加するのです。そして、参加する方法の1つが「株式投資」を行うことなのです。「株式投資」の最初は、株式を買うという行動から始めますが、皆さんは、「株式投資」で「経済」に参加することで、今まで遠い存在だった「経済」がより一層身近になります。実は、株式投資で経済に参加することは、馬券を買って競馬を見ることと、表面的には(注:本質的には全く違う)何の違いもないと言えるでしょう。

→次へ(株式投資には最低限のルールを決めよう)

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