株式市場とは? どこよりもやさしく徹底解説

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株式投資の雑誌や資料、あるいはインターネットに「株式市場」という言葉が頻繁に出てきます。株式投資を始めたばかりの方、あるいは、株式投資を始めようとしている方は、この「株式市場」という言葉の意味に戸惑っているのではないでしょうか。

実は、株式投資に際して、日頃から頻繁に見聞きする「株式市場」とは、東京証券取引所での売買を指していることがほとんどです。これを「東京株式市場」、あるいは、ただ単に「東証」とも言います。

そこで、この記事では、日本の株式市場について説明しています。さらに、日本と世界の株式市場の概況を見ていきます。どこよりもやさしく解説していますから、この記事で株式市場を知ることで、いつも耳にする経済ニュースが聞きやすくなり、理解しやすくなるでしょう。ぜひとも参考にしてください。

1 株式市場

1.1 「株式」を取り扱う市場が株式市場

株式市場とは、売り手と買い手とが特定の商品である「株式」を取引する場所を言います。金融の世界では、このように特定の商品の種類によって、それを取引する市場に名前が付けられています。例えば、株式市場の他に、債券市場、為替市場、デリバティブ市場など数多くの市場があるのです。株式市場は、その多くの市場の中の1つと言えます。

ところで、市場(シジョウ)とは、「イチバ」とも読むことができますが、意味も非常に似ています。市場(イチバ)とは、一定の商品を大量に取引(売り買い)する所です。私たちの日常生活でも、「魚市場」「野菜市場」等で既にお馴染みです。株式市場は、「株式」を大量に取り引きする市場(イチバ)ということにもなるのです。

1.2 株式市場は東京証券取引所を指す

日本で「株式」を取引する株式市場は、東京証券取引所を指しています。東京証券取引所は、その名の通り、東京にある証券取引所です。

実は、他に大阪や福岡などにも証券取引所はあるのですが、東京証券取引所の規模が圧倒的に大きくなっています。したがって、株式市場=東京証券取引所と考えていいでしょう。その中でも、規模が圧倒的に大きい東京証券取引所第1部、略称「東証1部」を指すことが多いです。また、株式の取引全体の総称を意味することもあります。

1.3 株式市場は流通市場と発行市場に分類

株式市場では株式の取引(売り買い)が行われていますが、これを「流通市場」と呼びます。株式市場の大部分を占めるのが、この流通市場です。この他に、株式会社が資金を調達するために、株式を新たに発行する「発行市場」があります。

したがって、株式市場はこの2つで構成されていますが、一般に株式市場と言えば、流通市場を指す場合がほとんどになります。

2 日本の株式市場

2.1 市場規模と代表的な株価指数

株式市場の規模(大きさ)を示すのが時価総額です。時価総額とは、上場企業の「株価×発行済株式数」の合計で算出します。日本の株式市場(東京市場と言う場合もあります)の時価総額は約500兆円あり、世界で第3位の規模となっています。

また、全ての株式市場では、その時点における価格を示す指数が存在します。これを株価指数と言いますが、複数の株価指数があるケースが多いようです。日本の株式市場の場合、「日経平均株価」と「TOPIX(東証株価指数)」の2つが代表的な株価指数となっています。

そして、これらの株価指数を見ることで、前日に比べて上がっているのか、それとも下がっているのかなど、その日の株式市場の全体の動きを把握することができます。

2.2 取引が行われる時間帯

日本の株式市場で取引が行われる時間は、平日の午前9時~午前11時30分、午後12時30分~午後3時となっています。一部の取引はこの時間帯以外にも行われていますが、株式投資で売り買いする現物株は、この時間帯になります。また、土曜、日曜、祝日、及び、年末年始は取引はお休みです。

2.3 大発会と大納会

その年の最初の取引日を「大発会」、最後の取引日を「大納会」と呼んでいます。この2日間は様々なセレモニーが行われる華やかな日になっていますが、株式の取引自体は通常通りに行われます。

3 世界の株式市場

3.1 主な株式市場と代表的な株価指数

先進国や新興国を問わず、主要な世界各国には、それぞれの株式市場があります。その中でも、日本以外では、米国、ロンドン、ドイツ、中国、香港などの株式市場の規模が大きく、全世界に与える影響の点からも重要です。

各国の株式市場でも、日本と同様に代表的な株価指数が存在します。その中でも、米国でのNYダウ工業株30種(NYダウ指数)、NASDAQ指数、S&P500の3つが有名です。特に、頻繁に取り上げられるNYダウ指数は、米国の株価のみならず、世界の株式市場を表す指標としても用いられています。

3.2 取引が行われる時間帯

取引が行われる時間帯は各国の市場によって異なりますが、お昼休みを挟んで午前9時~午後4時頃まで行われている市場が多いようです。また、取引が休みの日は、日本と同じように土曜、日曜、祭日、及び、年末年始となっているようです。

4 まとめ

株式投資を行う際に頻繁に見る「株式市場」とは、売り手と買い手とが特定の商品である「株式」を取引する場所のことです。株式の取引全体の総称となりますが、多くの場合は、東京証券取引所、及び、そこでの株式の売買を意味しています。

日本の株式市場は世界でも有数の規模であり、代表的な株価指数である日経平均株価やTOPIXなどで、その時々の株式市場の状況を知ることができます。

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