資産運用初心者が知っておきたい株と投資信託の違い

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Pocket
  • LINEで送る

資産運用をこれから始めようとする方にとっては、株(株式)と投資信託の違いを理解することが初めの一歩になるかと思います。株と投資信託を比較すると、筆者のこれまでの投資経験で言えば、株は資産運用の中~上級者向け、投資信託は初心者向けと言えるでしょう。

みなさんが中学生時代に英語を勉強したとき、英検(英語検定試験)を受験したことがある方も多いかと思います。資産運用における投資経験レベルをイメージする際には英検に例えると分かりやすいかもしれません。

投資経験 英検
株式 中級から上級 3級から準1級
投資信託 初級から中級 5級から4級

英検に例えたくらいですから、投資商品についての理解を深めることで、これまで銀行預金しかしたことがないという方でも、株や投資信託ですぐに資産運用を始められるようになります。ここでは、株と投資信託の違いを分かりやすくお伝えしたいと思います。

1 株と投資信託の特徴まとめ

最初に株と投資信託それぞれの特徴をざっと見てみましょう。

長所 短所
株式
  • 自分が好きな企業に自分で投資をすることができる
  • 配当を定期的に入手可能
  • 株主優待を手にすることが可能
  • 資産運用初心者はどの株を購入してよいか迷ってしまう
  • 購入後も自分で決算内容などを確認する必要もある
投資信託
  • 資産運用のプロに運用をお任せできる
  • 個人投資家が通常は購入することが難しい投資が可能
  • 投資信託を保有する間、信託報酬という手数料が必要となる
  • 種類が多く、何を購入すればよいか迷ってしまう

1.1 自分で投資をする株―銘柄選びを楽しむ

株に投資をすることで、株価が値上がりするという楽しみ以外にいくつかの特典があります。株に投資をすれば、みなさんも株主になります。株主になれば株主優待を行っている企業からは株主優待を受けることができますし、利益をあげている企業からは定期的に配当金をもらうこともできます。

株式投資は上のような長所があるのですが、資産運用の初心者にとってはどの株に投資をすればよいのかを判断するのは難しいかもしれません。また、定期的に決算内容を見て、保有し続けて大丈夫なのかを自分で確認することも必要となってきます。

1.2 プロに運用を任せる投資信託―忙しい方もすぐに資産運用が始められる

投資信託の最大の長所は運用をプロに任せることで、これまで資産運用の経験がない方でもすぐに始められることです。皆さんが投資信託を購入すると、ファンドマネージャーと呼ばれるプロの投資家が、どの銘柄や資産に投資をするのか、いつ買うのか・売るのかといったことを考えて投資をしてくれます。資産運用初心者には便利な仕組みだと言えます。

ただし、投資信託を購入した際に気をつけなければならないポイントがあります。それは、プロに運用を任せているために費用が発生することです。その費用は信託報酬と呼ばれ、毎日運用資産の中から徴収されます。

2 株や投資信託はネット証券で買うのがお得

さて、株と投資信託の違いについて理解はできたけれども、どこで買えるのかが分からない、という方もいらっしゃると思います。株と投資信託を購入する際には、証券会社に口座を開く必要があります。投資信託は銀行でも購入することができますが、銀行では株を購入することはできません。両方を購入できるのは証券会社の口座だけです。

また、株の取引をする際に必要となる売買手数料や投資信託を購入する際の購入手数料は、ネット証券の方が安い場合が多いです。株や投資信託で資産運用をしてみたいという方は、ネット証券の口座を開設することをお勧めします。

ネット証券についてもっと詳しく知りたいという方は、「証券会社に口座開設する前に知っておきたい3つのポイント」をご覧ください。

3 株や投資信託以外の資産運用―外貨預金やFX

株や投資信託は理解できたけれども、それ以外の投資商品は検討しなくてもいのか、ほかの投資商品についても知りたい、という方もいらっしゃると思います。

ここでは、よく話題に出る外貨預金やFX投資について簡単におさらいしておきます。

3.1 プロでも読めない外貨預金―実は為替レートを見通すのはプロでも難しい

外貨預金では、ドルやユーロといった海外通貨を購入し、銀行に預けることになります。預金も立派な投資の一部ですが、預金をすることで得られる収入は、金利に応じた利子となります。また外貨預金は、ご存知のように為替レートが動くことにより日本円で換算した資産額は変動します。一方の金利は、通貨によって異なります。日本の銀行での預金は預金保険により一定額まで保証されますが、外貨預金の場合はその限りではありません。したがって、外貨預金も日本円の預金のように安全だとは言えません。

3.2 FX投資は上級者向き

外貨預金と同じように考えても良いのですが、FX投資が外貨預金と大きく異なるのは、「レバレッジ」といって、証券会社などから資金を借り入れることで、自分が保有する金額以上に外貨を保有することが可能だという点です。これは信用取引とも呼ばれますが、借り入れをすることで自分の保有資産のみを運用するときよりも利益が出ることもあれば、その逆の場合もあります。信用取引は投資の初心者が手を出さない方が無難だと思います。

4 まとめ

株と投信信託の違いについて見てきましたが、資産運用を始めるにあたっては、これまでの投資経験に応じて投資対象を選択することが大切です。各投資についても長所と短所がありますから、ご自分の経験値と合わせて吟味されたうえで始めてみてはいかがでしょうか。

1から始める初心者にやさしい株入門|ホーム

オススメ記事

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Pocket
  • LINEで送る