初心者におすすめの資産運用入門

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アベノミクス以降、物価や賃金の上昇の話題が取り上げられることが多くなりました。アベノミクス以前は、物価が継続的に下がるデフレの時代であったので、額面が減らない銀行預金は適切な資産運用と言えました。しかし、物価が上昇するインフレの環境では、銀行預金だけでは十分な資産運用とは言えません。銀行預金の金利水準は低く、銀行預金での資産運用だけでは物価の上昇についていけないことは、皆さんも良くお分かりだと思います。

それでは、どういった資産運用であればインフレに強い資産運用と言えるのでしょうか。これまで資産運用なんて銀行預金や国債への投資しかしたことがない!という方も多いでしょう。そこで、ここでは資産運用初心者にぴったりの投資をご紹介していきます。

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1 資産運用事始め

資産運用の初心者が初めに検討したいのは投資信託です。投資信託には、株や不動産といったインフレに強い資産が組み込まれています。また、投資信託はファンドマネージャーと呼ばれるプロの投資家が資産運用をしてくれるので、経済や金融の知識がなくてもすぐに資産運用を始めることができます。

それでは、投資信託について考えてみましょう。

2 投資信託のメリット・デメリット

2.1 メリット

投資信託の最大のメリットは、専門知識がなくてもすぐに始められることです。

  • 自分が希望する資産を組み込んだ投資信託を選ぶことができる
  • 投資信託はプロの投資家が自分に代わって運用してくれる
  • 購入や換金が容易

2.2 デメリット

投資信託のデメリットは、自分が株などを購入して運用する場合とは異なり、信託報酬という費用がかかることです。

  • プロに運用を委託するため、信託報酬が費用としてかかる
  • 投資信託は5,000本以上もあり、選ぶのに困る
  • 購入する基準価額は翌日にならないと分からない

このように、投資信託にはメリットだけではなくデメリットもありますが、これから資産運用を始めようとする初心者にとっては、投資信託はデメリットよりもメリットの方が大きいと言えます。

ただ、資産運用も投資経験や経済・金融の知識が増えてくれば、自分で直接株式等に投資をして資産運用することもできるようになります。投資信託は、食事処でいえば定食メニューのようなものです。その店に慣れて、自分の好みのメニューが分かれば、好きなものだけ注文することがあるように、どのような金融資産が自分の投資スタイルに合うかが分かるようになれば、投資信託中心の運用から切り替えていけばよいのです。

3 資産運用初心者が検討すべき金融商品

資産運用初心者が初めに検討すべき金融商品としては、投資信託がとっつきやすいことを解説してきました。しかし、資産運用はなにも投資信託ばかりではありません。投資信託での資産運用に慣れてくれば、様々な資産運用に挑戦してみるのも良いと思います。

資産運用の選択肢を増やすため、また各金融資産の種類やリスクについて把握していただくために、下のような表を用意しました。投資家が簡単に始めやすい順に並べています。下に行くほど上級者向けの資産運用となります。今後の資産運用の検討の材料にしてみてください。

特徴 リスク
銀行預金
  • 銀行の取引先や運用先への投資
  • 安全な投資先である一方、金利水準は極めて低い
  • 大手都市銀行の1年の定期預金の金利は0.025%(100万円預けて利子は250円)
  • 1金融機関で1000万円以上の預金は保護されない(1金融機関で同じ名義で複数口座を持っていたとしても、「名寄せ」をされるため上限は1000万円)
国債
  • 日本国の財政への投資
  • 銀行預金と比較すると利回りは良い
  • 利回りは、0.365%(100万円投資をして、利払いは3650円)
  • 日本の財政が破たんするというようなことになれば、元本回収が難しくなる可能性はゼロではない
外貨預金
  • 銀行が取り扱うドルやユーロといった通貨への投資
  • 金利水準は日本円を銀行預金に預けるよりは高い
  • 通貨によって金利水準は大きく異なる
  • 選択する通貨によっては日本円を銀行に預けるよりは高い金利水準の場合もあるが、為替レートの変動リスクは避けられない
投資信託
  • 投資信託を購入することで株や債券などへ投資
  • プロの投資家に資金を預け、資産運用を任せることできるタイプ(アクティブファンド)や、日経225・東証株価指数などの株価指数に連動するタイプ(インデックスファンド)の投資信託で構成される
  • 日本で購入可能な投資信託は、国内資産や海外資産に投資をするものを含め5,000本を超え、品揃えが豊富
  • 投資信託は、複数の投資先に分散して投資をしているが、株式同様、投資先の株価や為替レートの変化により基準価額が変動する
  • 投資信託を購入する前に、ポートフォリオマネージャーと呼ばれる運用者がどのような人物かを知る機会が少ない
ETF
  • 日経225や東証株価指数などの株価指数に連動する投資信託の一種
  • ETFは上場しており、リアルタイムの時価で売買することが可能
  • 株価指標に連動する価格変動がリスク
株式(上場株式)
  • 上場企業の株式購入を通じての投資
  • 株価が上下することで利益を得たり、損失を抱えることもある
  • 株主となることで、配当や株主優待を受けることができる
  • 個別企業の業績や海外情勢の変化による為替レートの変化などにより、大きく株価水準が変わることがある
  • 投資先企業の経営が思わしくない時には株価が暴落し、株主は大きな損失を被ることがある。最悪の場合には価値はゼロになる
REIT
  • 不動産物件に投資をする投資信託
  • 個人投資家では投資できないような物件にも投資をすることができるのが魅力
  • 不動産価格や景気による賃貸収入などが価格変動のリスクとなる
FX投資
  • 外国通貨への投資
  • 証拠金を入れることで、自己資金よりも大きな金額を運用することができる
  • 証拠金を活用し、レバレッジをかける際には、大きな利益が出る可能性がある一方で、大きな損失が出る場合もある
先物取引
  • 株価指数や商品などの先物価格を対象とした投資
  • FX投資と同様に、証拠金を入れることで、自己資金よりも大きな金額を運用することができる
  • FX投資同様、証拠金を活用し、レバレッジをかける際には、大きな利益が出る可能性がある一方で、大きな損失が出る場合もある
その他
  • 不動産投資
  • 太陽光発電投資
  • 未上場株投資
  • 生命保険や住宅ローンなど
  • 不動産投資は、物件ごとに条件が異なるため、リスクがとらえにくいが、事故や災害などの独自のリスクを抱える
  • 太陽光発電は、不動産投資と同様に地理的条件など、個別のリスクを抱える
  • 未上場株投資は、情報開示が少ないというリスクを抱える
  • 生命保険や住宅ローンも資産運用の一部であるが、保険会社や銀行が破たんすると条件が変更されるリスクがある

注:金利、為替レート、株価水準は2015年9月3日現在の内容

4 まとめ

資産運用を始めようと思われている方は、上に示したような様々な金融商品の選択に悩まれると思います。一方、資産運用を始めることで多様な金融商品の特徴やそれに伴うリスクが理解できるようになるとも言えます。そのための第一歩として、まずは投資信託を活用して、資産運用とはどんなものか、また各資産の特徴などを理解することから始めてはいかがでしょう。その次のステップとして、株式投資や不動産投資へと切り替えていくのがおすすめです。

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