ご自身の強みは何?

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あなたの「強み」を探そう

株式投資では、年齢によって、お持ちの「武器」「強み」は異なります。若年世代の方にはシニア世代の方にはない“強み”があり、シニア世代の方には若年世代の方にはない“強み”があります。

例えば、若年世代の方であれば、長期間にわたって経験を積みながら、株式投資のノウハウを習得していくことが可能になるでしょう。働き盛りである壮年世代の方であれば、株式投資の研究に費やせる時間は少ないかもしれませんが、ビジネスマンとしての感覚や、ご自身が関係している業界環境などは良くお分かりかと思われます。年齢を重ねたシニア世代、及び、セミシニア世代の方は、若年世代の方に比べて資産に厚みがある場合が多く、良い意味でのゆとりを持って臨むことができるでしょう。

強みを投資に活かしていない個人投資家があまりにも多い

このように、株式投資に必要な3要素である「資金」「時間」「経験」を見ると、年齢や世代の違いによって、何が強みになるのかが大きく異なってきます。実は、現実的には、こうしたご自分の強みを投資に活かしていない個人投資家の方があまりにも多いのです。自分自身が置かれた環境を考えずに、無理な投資に踏み込む人が後を絶ちません。若くして大儲けしたデイトレーダーの話に触発されて、会社の休み時間にデイトレードして大火傷をする方、退職金をいきなり一部のリスクの高い銘柄に投じる方、訳も分からず就活人気ランキング上位の会社に投資してしまう若い方など、実例を挙げればキリがありません。

成功している多くのプロの投資家は強みを徹底的に活かしている

成功している多くのプロの投資家は「何が自分の強みか」を真剣に突き詰めて、自分の投資スタイルを決めています。株式市場に参加している人々(=投資家)は、個々の強みと弱点を持っていて、その強みを生かすことで、ようやく成功への扉を開こうとしているのです。プロ野球の選手を見て下さい。同じプロ野球のピッチャーでも、スピードボールが得意な投手、変化球が得意な投手、打者のタイミングを外すことが得意な投手、本当に様々ですが、全ての投手が何かしらの“強み”を持っています。変化球が得意な投手が、スピードボールを投げようとしても平凡な球となって、カキーンと打たれるのは当然です。これは、野手でも同じです。コツコツと安打(ヒット)を打つ天才打者イチローが、常にホームランを狙っていたら、打率もどんどん下がってきます。イチローは、自分の得意な技術をしっかりと認識しているのです。

Eric Broder Van Dyke / Shutterstock.com

自分のことを正しく理解するだけでも強みになる

みなさんの中に、「私にはそんな強みなんかない」と考えている方はいませんか?その場合は、実は、自分自身に強みがないことを理解していること自体が“強み”なのです。もし、本当に自分自身に何の強みもないならば、例えば、銘柄選択を避けてインデックスファンドのような投資信託を購入する、或いは、安全な国債へ投資する等の手段が選択肢として出てきます。年齢にもよりますが、敢えて投資しないことも、ある種の「投資」なのです。もっとも、みなさんの場合、とりわけ、壮年世代以上の方々には、何かしら精通している分野があると思われます。先ずは、それを見極めて、投資へ活用していきましょう。株式投資では、自分自身の得意分野を追及することが、良い結果につながることは多々あることなのです。

個人投資家のみなさんの場合、「年齢」が大きな要素だと考えてご紹介しましたが、ご自身の経験や性格も踏まえて、先ずは自分自身を「診断」してみましょう。履歴書を書くような感じで、みなさんが辿ってきた経緯(学歴、職歴、趣味、興味ある分野など)を書き出してみることは、意外に重要かもしれません。もし、身の周りに信頼できる人(ご家族、親友、恩師など)がいるならば、思い切って聞いてみることもよいでしょう。特に、年齢を重ねた方ならば、臆することなく周囲に聞くことができるものです。

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