株初心者向け用語集:わ行

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ワラント債
エクイティファイナンスの1つで、「新株予約権付社債」のことを指します。予め決められた価格で発行会社の新株を買うことが出来る権利を「ワラント(新株予約権)」と言います。このワラントが付いた社債を「ワラント債(新株予約権付社債)」と称しています。これに似たもので「転換社債(CB)」というものがあります。大きな違いは、ワラント債においては、権利行使して発行会社の新株を購入しても、償還期限まで債券は消滅しないことです。

割高
株価の「割高・割安」は、単に株価の絶対値が「高い・安い」とは全く違う意味になります。「割高・割安」は、企業収益の伸び、財務内容、同業他社の経営方針との比較、過去の株価の推移、等の様々な観点から、何かの“基準”と比較して、現状の株価が高いか安いかを指しています。相対的に「高い・安い」を意味すると考えていいでしょう。従って、株価が10,000円でも「割安」と判断されることもありますし、株価が100円でも「割高」と判断されることがあります。それを測る指標としては、PERやPBR等の株価バリュエーション、株価チャートなどがあります。

割安株
一般には「バリュー株」のことを指します。本来持っている価値(その会社の利益や資産等に対しての評価)に比べて、株価が低いと思われる銘柄のことを意味します。これには、様々な投資尺度から見て、株式市場の平均値や同業他社と比べて割安と判断される銘柄や、過去の株価水準から見て、現在の水準が割安と判断される銘柄などが挙げられます。ただ、“割安である”という判断の基準は、必ずしも一義的には定められていないと考えられます。

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