証券会社の特徴を踏まえて効果的にブックビルディングに参加しよう

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大手証券:純粋な抽選はネット口座のみ

まず大手証券(あるいは総合証券)といわれる野村證券を見てみましょう。野村證券は主幹事件数が多く、IPO株の全体に占めるシェアも高いのですが、この中から機関投資家にも割当があることを理解しておく必要があります。それでは、個人向けについてどう割り当ていくかと考えますと、抽選方式でない割当てと、抽選方式による割当てがあります。前者は店舗に来店した顧客に対して、野村證券との取引状況を勘案して上で割当てられます。後者は、野村ホームトレードと野村ネット&コールとの口座に対し、個人ごとに名寄せをし、個人向けの全体株数の10%以上を抽選によって割当てます。ここから言えることは、店頭口座で仲良くなっていないと野村證券にてIPO株を手に入れるのは、そう簡単ではないということです。大和証券、SMBC日興証券、三菱UFJモルガンスタンレー証券、みずほ証券なども似たような制度を採用しています。

新規上場会社主幹事証券会社状況(2014/1-12月)

出所:KPMGのウェブサイトを参考に株1作成

ネット証券:抽選が原則

ネット証券ごとに多少の違いはありますが、メインは抽選と考えられます。取引実績に関係なく純粋な抽選を行うネット証券もありますので、複数口座を持ってこまめにコツコツと、IPOを複数のネット証券から狙うのが効果的です。ネット証券のIPO取扱い実績などは「IPOで比較」を参考にしてください。

IPOチャレンジポイント制度

例えば、SBI証券ではブックビルディングに参加したものの、残念ながら抽選・配分が外れた方へポイントを付与しています。ここぞという時には、このポイントを使ってブックビルディングに参加することになります。抽選予定の70%は通常の抽選による割当てになりますが、残り30%は貯めたポイントをたくさん使用して参加した人に割当てられます。本当の人気株を狙う時に、うまく使いこなしたい制度です。

通常の取引実績を加味した抽選制度

楽天証券では抽選を原則としますが、取引実績に応じて申込みの方をゴールド、シルバー、レギュラーに分類し各カテゴリーに当選率を傾斜配分しています。普段の取引を楽天証券で行っている方には嬉しい制度です。

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