株式市場の取引時間を知りライフスタイルに合った株式投資を

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株取引は一日のうちいつできるのか、土曜・日曜も取引は可能なのかなど、株式投資初心者には、株取引の時間に関する疑問をお持ちの方は多いと思います。この記事を読めば、取引可能な時間帯(夜間や土日は取引可能か?)などの疑問が解消できます。しっかりと理解して、ご自身のライフスタイルに合わせた株式取引を行いましょう。

1 日本の証券取引所の取引時間帯

1.1 平日の取引時間

株取引、つまり株の売買ができる時間帯は、東京証券取引所(以下、東証)に上場している現物株(市場第一部、市場第二部、マザーズ、JASDAQのいずれも)の場合、土日を除く平日の朝9時から11時30分までと、12時30分から15時までです。午前中の取引を前場(ぜんば)、午後の取引を後場(ごば)と言います。11時30分から12時30分はお昼休みです。一般企業のお昼休みよりも30分早く始まり、30分早く終わります。

取引できる時間帯(東証の場合)

日本国内の東証以外の取引所も前場は全て9時から11時30分までですが、後場は30分長く、15時30分までとなっています。

証券取引所 前場 後場
東京証券取引所
9:00~11:30
12:30~15:00
名古屋証券取引所
9:00~11:30
12:30~15:30
福岡証券取引所
9:00~11:30
12:30~15:30
札幌証券取引所
9:00~11:30
12:30~15:30

売買できる時間帯とは、東証その他の証券取引所で売買(立ち合い)が行われている時間で、この時間帯だけ、株価が上下に変動することになります。なお、ネット証券からは注文は24時間可能です(システムメンテナンス時間を除く。システムメンテナンス時間については後述します)。

1.2 休日(土日祝、年末年始)は取引所もお休み

証券取引所が動いているのは平日、つまり月曜日から金曜日までです。土日や祭日は取引所もお休みとなり、売買はできません。

年末は、土日祝日が重ならなかった場合は12月30日が最終日、年初は、土日祝日が重ならなかった場合は1月4日から始まります。ちなみに、証券取引所や証券会社では、年内最終日には大納会、年明け初日には大発会というセレモニーが開催されます(テレビで女性が着物を着て手締めをしている姿をご覧になった方もあると思います)。以前は、大納会、大発会がある日は半日で取引は終わり、前場のあとにセレモニーが行われていましたが、現在は、通常通り後場の取引も行われています。

1.3 海外での休日と取引時間

日本と同様に欧米市場でも証券取引所が開いているのは平日だけで土日はお休みです。年末も、クリスマス(12月25日)と年始(1月1日)だけがお休みですので、年末年始は日本の株式市場の方が休場の日が多くなります。

ざっと海外の取引時間を見てみましょう。欧米市場は日本の真夜中から早朝にかけて取引が行われている一方で、中国、アジアの取引時間帯は日本と一部重なります。これらの市場の動きが日本市場の値動きに影響を与えることもありますので、海外株式を取引きされていないかたも、時々チェックすることをお勧めします。

海外の取引時間(通常時)

国名 証券取引所 現地時間 日本時間
OPEN CLOSE OPEN CLOSE
日本 東京 09:00 15:00
アメリカ ニューヨーク 09:30 16:00 23:30 6:00
ドイツ フランクフルト 09:30 17:30 17:30 1:30
中国 香港 10:30 16:00 11:00 17:00
上海 09:30 15:30 10:30 18:30

海外の取引時間(サマータイム時)

国名 証券取引所 現地時間 日本時間
OPEN CLOSE OPEN CLOSE
日本 東京 09:00 15:00
アメリカ ニューヨーク 09:30 16:00 22:30 5:00
ドイツ フランクフルト 09:30 17:30 16:30 0:30
中国 香港 10:30 16:00 11:00 17:00
上海 09:30 15:30 10:30 18:30

注:サマータイムは、アメリカは3月第2日曜日~11月第1日曜日、ヨーロッパは3月最終日曜日~10月の最終日曜日

2 ライフスタイルに合わせた株式取引の行い方

取引できる時間は平日の日中であるため、仕事をしている方は取引ができないのでは?と思っている方もいるかもしれませんね。しかし、時間外取引など株式市場が開いていない時間帯でも株の売買ができるシステムもあります。ここではそうしたライフスタイルに合わせた株の取引方法について説明しますので参考にしてください。

2.1 日中忙しい方

株初心者の方には、株取引は証券会社に電話をして注文するというイメージをお持ちの方もいらっしゃるかと思いますが、ネット証券を使えば、スマホやパソコンからどこにいても取引が可能です。また、ネット証券を活用すると、取引時間外でも売買注文を出すことは可能です(ネット証券について詳しくはこちら:「徹底比較!ネット証券選びで押えておくべき最重要ポイント」)。

この場合、買いたい(売りたい)値段を指定する「指値買い、指値売り」方法と、兎にも角にも、「急いで買い(売り)たいとき」や「確実に買い(売り)たいとき」に使うのが成行注文です。成行注文は、想定外のサプライズのニュースが出たときに、ポジティブであれば買い、ネガティブであれば売りを確実に実行する時などに使われます。

なお、ネット証券は定期あるいは不定期にシステムメンテナンスを行います。通常は数時間程度です。その場合は、注文が受け付けられなくなることに注意しましょう。システムメンテナンスの予定は、証券会社のホームページ、あるいは電子メールで通知されます。

実際に株価ボードを見ながら、その日の最も安い株価で買ったり最も高い株価で売ることができれば理想的ですが、昼間は仕事が忙しくて株どころではないとう方も、ネット証券を使えばシステムメンテナンス時間外であれば、いつでも注文を出すことが可能です。

また、日中忙しい方は、PTSとよばれる「取引所外取引」を活用することも一案です。昼間の仕事を終えた夜間に株式の売買を行うことができるからです。ただし、PTSを活用するためにはSBI証券に口座を開設する必要があります。現在、PTSを扱っているネット証券はSBI証券1社だけだからです(2015年8月現在)。

SBI証券が提供するPTSでは、午前8時20分から深夜23時59分まで、国内取引所に上場されている約3,500銘柄の取引が可能です。PTSを使いたい方は、まずはSBI証券の口座を開設してください。注文方法は日中の取引と変わりありません。

>> SBI証券の公式ページはこちら

>> SBI証券の詳細解説を見る

簡単にPTSのメリットとデメリットを見てみましょう。メリットは、言うまでもなく、取引所が開いていない時間帯でも取引が可能なことです。たとえば、午後3時に取引が終わった後に大きな業績修正が発表された場合には、翌日に場が開く前に売買が可能です。あるいは、日本の早朝に海外で大きなニュースが発表された場合、その日の場が開く前に取引を済ませることもできます。

一方、デメリットは市場参加者が少ないことによって起きる不都合です。具体的には、売り手も買い手も少ないため、商いが成立しないことが起りやすいことがあげられます。また、商いが成立したとしても、売買価格の開き(スプレッド)が大きく、かなり不利な価格になってしまうこと(買いは高く、売りは安くなりすぎる)などです。

2.2 時間に余裕のある方

平日の日中に時間の余裕のある方は、取引所の取引時間内での株式売買が中心になると思います。証券会社に実際に出向いて営業員から日本市場全体、あるいは個別株について話を聞いて注文を出すことも可能です。

信頼できる営業員が見つかり、その営業員といつでも会話ができれば理想的ですが、営業員も忙しいので実際はなかなか難しいと思います。また、満足できる営業員が見つかるとも限りません。

そのような場合にも、ネット証券は便利な取引ツールとなります。わざわざ営業店に出向く必要もありませんし、ご自身が忙しい時に電話がかかってきたり、営業員を探したりといったわずらわしさもなく、ご自身のペースでの取引が可能になります。

ネット証券を活用すれば、ご自宅で中国、アジアなどの海外の株式や為替動向などを細かく見ながら売買することも、コーヒーを片手に、ラジオやテレビの相場解説を聞きながら、のんびりとトレードすることも可能になります。

2.3 一日中、とにかく忙しい方

朝から夜まで、とにかく忙しく、時間的な余裕がない方は、頻繁に取引を行うことができません。そうした方におすすめの投資スタイルは、身近な企業でファンになれそうな会社を見つけ、安い時にコツコツ買い増す長期投資です。

ネット証券の取引システムにある指値機能を使えば、投資したい株に対して、「今月中」に「いくらで」という条件を付けた注文が可能です。期限内に希望した値段まで下がらなければ、買えないこともありますが、そうした時にはあっさりと諦めて次に備える、無理して高値では買わない、これが長期投資の基本です。長期投資家にとっても、指値機能が充実しているネット証券は欠かせない投資ツールです。

2.4 ネット証券を使えばスマホ、パソコンから注文可能

ネット証券がなかった時代は、株式の売買は証券会社の営業員への電話注文により行われていましたが、インターネットが普及した現在は、PCやスマホから売買注文が容易に、かつ極めて短時間に行えます。

信頼できる営業員がいらっしゃる場合には、証券会社と通常の対面型の取引を継続されていいと思いますが、時間をもっと効率的に使いたいという方は、ネット証券を活用しましょう。ネット証券を使えば、通勤途中や昼休み時間などの、ちょっとした隙間時間でも取引が可能です。

3 まとめ

東京証券取引所の立会時間は午前9時から11時30分と、12時30分から15時まで(名古屋、札幌、福岡は15時30分まで)です。この時間帯だけ、株価が上下します。株が売買されるのはこの時間帯だけですが、ネット証券の場合、システムメンテナンス時間を除くと基本的に24時間注文を出すことが可能です。注文はパソコン、スマホなどから簡単に短時間で行うことができます。ネット証券を活用することで、ご自身のライフスタイルにあった株式投資を始めましょう。

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