NISA口座におすすめのネット証券会社徹底比較

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1 NISA(ニーサ)口座はネット証券が断然お得

NISA(ニーサ)に関する重要ポイントは以下の3点です。

  • 投資金額は年間120万円が上限で最長5年間(5年目の年末まで)
  • 非課税枠は1年単位で、余りがあっても翌年に繰り越すことはできない
  • NISA口座は1人1つしか保有できない貴重な口座

そして、投資できる商品の選択肢の広さを考えると、銀行ではなくネット証券でNISA(ニーサ)口座を開設するのが賢明です。

銀行では投資信託しか買えないのに対して、証券会社では株式、投資信託、ETF、そしてREITまで買うことができます。そして、ネット証券は店舗を持つ大手証券に比べて、圧倒的に手数料が安いのです。

では、どのネット証券でNISA(ニーサ)口座を開設するのが良いのでしょうか?

2 NISA(ニーサ)口座を選ぶ上で最も大事なことは「品揃え」

最初に結論を言ってしまうと、多くの人にとってNISA(ニーサ)口座と賢く付き合う上で大事なポイントは「品揃え」、ということになります。

まずは、NISA(ニーサ)口座の活用に際し、二つの基本的な考え方をご紹介します。

2.1 投資を考えている商品の中で、値上がりに自信があるものをNISA(ニーサ)口座で買う

NISA(ニーサ)口座では年120万円までの投資元本から生まれる利益が非課税になります。例えばNISA口座で80万円の上場株式を購入し、その年のうちに売却したとしても、売却した部分の非課税枠を再利用することはできず、その年内に利用可能な非課税投資枠は40万円(120万円-80万円)となります。

また、NISA(ニーサ)口座の取引で出た損失をNISA(ニーサ)以外の口座で出た利益を合算することはできません(損益通算ができない)。

NISA口座では何度も売買して稼ぐという手法が使えず、損益通算もできないため、一番値上がりする可能性が高く、値上がり益が大きいと期待されるものをNISA(ニーサ)口座で買うのが基本になります。

比較的勝率が高く、利幅も取り易いIPO株にNISA(ニーサ)口座で投資するというのも一つのアイデアでしょう。

2.2 NISA(ニーサ)の非課税枠120万円ぴったりまで使い切る

120万円という限られた枠を如何にきれいに使いきるかという視点です。株式の場合、一単元ごとの投資になるため、120万円ぴったり使い切ることは困難ですが、投資信託であれば、120万円ぴったり使い切ることができます。

上記1、2の何れのケースにおいても念頭においておきたいのは、値上がりする投資対象は時間の経過とともに、どんどん変わっていく可能性があるということです。

例えばIPOの勝率が高く件数も豊富であった2014年は、NISA(ニーサ)口座でIPO株に投資するのが有効であったかもしれませんが、2018年には風向きが変わっているかもしれません。国内株よりも外国株の方が値上がりする時期もあるでしょう。

そのため、多くの人にとって、NISA(ニーサ)口座と賢く付き合ううえで大事なポイントは、状況に応じて投資対象を選ぶことができる、「品揃え」ということになるのです。

大手のネット証券では、国内株式(ETF、JREIT含む)の商品ラインナップに事欠くことはなく、また、NISA(ニーサ)口座での国内株式の売買手数料に大差も無いため、実際には、IPO取扱実績、投資信託取扱本数、外国株式取扱銘柄数が重要な評価ポイントといえるでしょう。

3 NISA(ニーサ)口座を選ぶ

3.1 品揃えに優位性のあるネット証券3社

「株1(カブワン)」で取り上げている大手ネット証券9社の中で、①2017年のIPO取扱い件数、②投資信託取扱本数、③外国株式の充実度の3項目の内2項目以上でトップ3に入ったのは以下の3社です。

品揃えに優位性のあるネット証券比較

IPO

投資信託

外国株式

SBI証券

85件

2,695本

マネックス証券

49件

1,167本

楽天証券

7件

2,658本

出所:各社資料等を元に株1作成
注1:IPO件数は2017年、投資信託取扱本数は2018年12月3日に各社HPで確認(SBI証券は2018年11月1日現在)、外国株は「外国株式に強い証券会社は?」に記載した取扱銘柄数・取扱国/地域数を元に相対評価

【SBI証券】

SBI証券は個人投資家の売買代金シェア、口座数などでネット証券No.1です。NISA(ニーサ)口座を有効活用するための品揃えの観点では、2017年のIPO取扱数、2018年12月時点の投資信託の取扱本数がNo.1となっています。外国株式は米国株の取扱銘柄数ではマネックス証券に及ばないものの、今回取り上げた3社のなかで最多となる全9ヶ国(米国、香港、韓国、ロシア、ベトナム、インドネシア、シンガポール、タイ、マレーシア)の株式を取り扱っています。

なお、2018年分のNISA(ニーサ)口座での国内株式手数料は買付時も0円、売却時も0円となっています。

参考:IPO取扱い実績が豊富な証券会社は?

参考:シェアが高い証券会社は?

参考:投資信託が充実した証券会社は?

【マネックス証券】

マネックス証券の特徴は何と言っても、米国株の取扱銘柄数がNo.1という点です。米国株式は国内株式よりも売買手数料が高く、通常の買い付け時には約定金額の0.45%(最低5米ドル~最大20米ドル)がかかりますが、2018年5月現在「米国株デビュー応援」として、外国株取引口座初回入金日から20日間の米国株式取引手数料(税抜)が最大3万円キャッシュバックされるキャンペーンが実施されています。

また、専門家を招いての無料セミナーも大変充実しているため、これからじっくり勉強していきたいとお考えの方には適した証券会社といえます。Longine(ロンジン)のアナリストも時々セミナーの講師として登壇しています。

参考:外国株式に強い証券会社は?

参考:投資情報が充実した証券会社は?

【楽天証券】

楽天証券SBI証券に次ぐ、個人売買シェア第2位の証券会社です。楽天グループのポイイント連携のメリットなどもあり、個人投資家に大変人気の証券会社です。NISA(ニーサ)口座向けの品揃えという観点では、投資信託の取扱本数と外国株の品揃えの豊富さが共にトップ3に入りました。IPO株狙いの方には少し物足りないかもしれませんが、充実の品揃えといえるでしょう。

楽天証券を使うメリットの一つに、使いやすいツールや情報の充実度が挙げられます。日経新聞などの記事や会社四季報のデータをスマホやPCで簡単に閲覧できる「マーケットスピード」はLongine(ロンジン)の一部アナリストも情報収集用に活用している優れものです。

参考:シェアが高い証券会社は?

参考:投資情報が充実した証券会社は?

3.2 国内株式(ETF、JREIT含む)特化の方は松井証券、GMOクリック証券も候補

NISA(ニーサ)口座を選ぶ上で最も重要なのは品揃えだとお話してきましたが、国内株式(ETF、JREIT)に特化しており、投資信託や外国株式の品揃えに多くを求めていない投資家の方については、売買手数料重視でNISA(ニーサ)口座を開設するのも一案です。

なお、松井証券GMOクリック証券はNISA(ニーサ)口座の株式売買手数料を永久に無料としています。両社ともに外国株式の取扱いはなく、投資信託については松井証券がごく一部を取り扱うにとどまりますが、国内株式に特化した投資家には素晴らしいサービスを提供していると評価できます。

4 NISA(ニーサ)口座の開設方法

NISA(ニーサ)口座を開設するためには、まず証券会社に口座(総合口座)を開設する必要があります。口座(総合口座)を開設すると、ログインに必要なIDとパスワードが送られてきますので、 マイページにログインしましょう。「NISA口座開設」「NISA口座の開設申し込みはこちら」といった箇所をクリックして、NISA口座請求手続を行ってください。住民票取得代行サービスを行っている証券会社であれば、全て自宅での手続きが完了します。

まずは今回紹介した5社に口座(総合口座)を開設し、自分になじむ証券会社でNISA(ニーサ)口座を申込むのも一案ではないでしょうか。

>>SBI証券の口座開設(無料)

>>マネックス証券の口座開設(無料)

>>楽天証券の口座開設(無料)

>>松井証券の口座開設(無料)

>>GMOクリック証券の口座開設(無料)

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