インソースがIPO。社会人向け研修サービスを手掛ける、高収益の内需銘柄

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インソース(6200)の東証マザーズ市場への上場(IPO)が東京証券取引所より正式に承認されました。公募価格や主幹事証券会社、事業内容や最近の業績内容からインソースのIPO株としての魅力や注目ポイントについて分析します。

目次

1 インソースの上場が決定!安定した業績と高ROEに注目

インソースは、研修をはじめとする社会人向け教育サービスを主力とする企業です。近年は、eラーニングや人事サポートシステムなどのサービスも展開を始めています。大卒者の就職率が連続して上昇するなか、企業の人材育成ニーズをしっかり捉えて事業を拡大しているようです。業績は順調に拡大しており、ROEも高い水準です。バランスシートも有利子負債がゼロで健全だといえます。

株価設定(バリュエーション)も実績ベースPERは16.9倍となり、足もとの業績が伸びていること、収益性が高いことなどを加味すると適切な価格設定と考えられます。

クライアントである企業の業績動向と採用動向のゆくえ、研修を行う講師の質と量の確保が、当社の将来性を見定めるうえで注目したいポイントです。

インソースのIPOのブック・ビルディング期間は7月4日(月)~7月8日(金)ですので、興味がある方は早目の行動をおすすめします。今から口座開設して参加する場合、SBI証券au カブコム証券なら最短即日~2日で口座開設できる可能性があります。また、取引手数料の安いネット証券なら、SMBC日興証券マネックス証券もおすすめです。

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2 インソースはどのような会社か

2.1 事業内容

インソースの主力事業は研修をはじめとする社会人向け教育サービスです。新人研修から管理職研修までの階層別研修や、コミュニケーションスキル・ITスキル・マネジメントスキル・営業スキルなどスキル別のさまざまな研修を手掛けています。大卒者の就職率が連続して上昇するなか、企業の人材育成ニーズをしっかり捉えて事業を拡大しています。

2.2 主力は講師派遣型研修事業

事業内容は、大きく講師派遣型研修事業、公開講座事業、その他事業に分けられ、売上高でみるとそれぞれ全体の76%、20%、4%となります。このように当社の主力事業は講師による対面研修ですが、eラーニングや人事サポートシステムなどのサービスも展開を始めています。

事業所は全国14か所に広がり、社員数は2013年9月期末141人、2014年9月期末171人、2015年9月期末193人、2016年3月末230人と順調に増えています。

2.3 決算内容

インソースの2015年9月期業績は、連結売上高24.2億円(対前年度比+19%増)、営業利益4億円(同+34%増)、当期純利益は2.4億円(同+32%増)でした。売上高営業利益率は16.5%、(公開前ですが)ROEは38%と高い収益性を示しています。

なお、2016年9月期上期の業績は、連結売上高13.0億円(同+16%増)、営業利益2.0億円(同+17%増)、当期純利益は1.3億円でした。引き続き順調な成長を続けているとみられます。

バランスシートも有利子負債がゼロで健全ですので、今後は積み上がっていく現金の使途に注目できそうです。

2.4 上場前の株主構成

株主名 比率 ロックアップ
(株)ルプラス 43.7% 90日間
舟橋 孝之(社長) 23.1% 90日間
川端 久美子 13.2% 90日間
(株)ブレイク 3.2% 90日間
日証金信託銀行株式会社信託口8230003 2.9% 90日間
大島 浩之 2.9% 90日間
黒田 敏之 1.9% 90日間
井東 昌樹 1.9% 90日間
舟橋 清之 1.0% 90日間
インソース従業員持株会 0.8%

3 インソースのIPO株投資を検討する際の注目ポイント

以下、株価や業績から投資を判断する際のポイントについて整理します。

3.1 株価を考える際のポイント

IPO銘柄は上場後の短期的な株価の動きが気になりますよね。株価推移を読み解くためにもっとも重要なのが株価評価(バリュエーション)です。今回は、仮条件レンジの中間値490円をベースに試算してみましょう。

実績ベースのPERを計算してみましょう。2015年9月期当期純利益は2.4億円でした。上場時の発行済株式数は8,218,300株ですから、一株当たり純利益(EPS)は29円になります。従って実績ベースPERは16.9倍となります。足もとの業績が伸びていること、収益性が高いことなどを加味すると適切な価格設定だと思われます。

IPO価格等

想定価格(A)=(B)の中間値 490円
仮条件(B) 460円~520円
公募価格(C) 未発表
初値(D)
上場時の発行済株式数(E) 8,218,300株
想定時価総額(F)=(A)×(E) 40.3億円
上場時の市場流通株式数(G)(*) 2,242,500株
オファリングレシオ(H)=(G)÷(E) 27.3%

(*)含むオーバーアロットメント

3.2 オファリングレシオを確認

オファリングレシオは27.3%で妥当な水準で、流通株に荷もたれ感はそれほどないと思われます。主要株主には90日間のロックアップも設定されているため、上場直後に大量に株が市場に出回るリスクも抑えられているように思われます。

3.3 中長期での注目ポイント

中長期的には、クライアントである企業の業績動向と採用動向のゆくえが注目点です。ただしこれは景気循環するなかで一定の波ができるのは不可避と思われますので、谷の時期にどう利益を積み重ねることができるのか注目です。また現在のビジネスのベースはリアルの研修であることから、講師の質と量の確保が当社の将来性を決めるでしょう。最後に、現在その他事業に分類されるeラーニングなどの新規事業が柱となっていくのか見守りたいと考えます。

3.4 ブック・ビルディングまとめ

IPOのスケジュールは以下の通りです。

仮条件決定日 2016年6月30日
ブック・ビルディング期間 2016年7月4日~7月8日
公開価格決定日 2016年7月11日
申込期間 2016年7月12日~7月15日
払込期日 2016年7月20日
受渡期日(=上場日) 2016年7月21日

注:証券会社によってスケジュールが異なることがあるため、必ず各証券会社でご確認ください。

元引受証券会社は以下の通りです。

  • みずほ証券
  • 三菱UFJモルガン・スタンレー証券
  • 岡三証券
  • SMBC日興証券
  • 東洋証券
  • SBI証券
  • SMBCフレンド証券
  • マネックス証券

※au カブコム証券でも取り扱いがあります。

4 すぐ行動を!インソースのIPO株を入手するための手順

ネット証券取引が中心で当選確率をあげたい個人投資家、株式取引をしたことがない方

日頃は売買費用を抑えるためにネットで取引をされている方や、株取引をしたことがない方にも、IPO株を手に入れるチャンスはあります。上記の元引受取引参加者に名を連ねているネット証券や、元引受取引参加者と同じグループになるネット証券に可能な限り多く口座を開設し、ブック・ビルディングに参加するのです。ネット証券の口座開設・維持管理には一切費用がかからないため、費用ゼロで当選確率を上げることができます。

まだ口座をお持ちでない方は、急ぎ以下のネット証券に口座開設しましょう。口座開設には早くとも2~4営業日程度はかかります。SBI証券、au カブコム証券は他のネット証券よりも比較的短期間で口座開設が可能です。

SBI証券とは?

  • 350万を超える口座数。個人投資家売買シェアナンバーワン。
  • IPO銘柄の取扱い銘柄数がネット証券でトップクラス。
  • 投信取扱数はネット証券最多。外国株も豊富な品ぞろえ。

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au カブコム証券とは?

  • 三菱UFJフィナンシャルグループのネット専業の証券会社。「リスク管理追求型」というコンセプトに基づき、サービスを提供。
  • 50万円以下の日本株の取引に魅力ある手数料体系。その他、シニア割、NISA割など様々な手数料優遇プランが魅力。
  • IPOの取扱銘柄数が近年増加傾向。人気のIPO銘柄を狙う方は要注目。

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SMBC日興証券とは?

  • 大手(総合)証券会社。支店における対面取引に加えオンライントレードサービスも充実。オンライントレードの手数料はネット証券レベルの魅力的な水準。
  • IPO銘柄数がきわめて多い。抽選方式で割り当て。
  • 日本株、新規公開株、ミニ株に加え、金額・株数指定取引や中国株取引が可能。

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マネックス証券とは?

  • ネット証券大手。投資情報の提供にも注力。
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  • 米国株の取扱銘柄数はネット証券の中で最多の3,000銘柄以上。

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5 まとめ

インソースの解説はいかがでしたか?大卒者の就職率が連続して上昇するなか、企業の人材育成ニーズをしっかり捉えて事業を拡大しているようです。クライアントである企業の業績動向と採用動向のゆくえ、研修を行う講師の質と量の確保が、当社の将来性を見定めるうえで注目したいポイントです。

なお、すでにブック・ビルディングが始まっています。もし、口座がないけれどもブック・ビルディングに興味がある、という方は、急ぎ口座を開設して参加していただければと思います。

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