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株初心者の方は、手持ち予算でどんな銘柄にできるのかを知ろう
株式投資を始める段階で、最も重要な“前提条件”は、みなさんがどれくらいの額の余裕資金を持っているかになります。つまり、みなさんが幾らの予算があるかということです。持っている予算を全て投じる必要はありませんが、その予算額によって、投資スタイルが異なることは確かです。株式投資は少額資金から始めることが鉄則ですが、まずは、予算額によってどのような株を買うことができるのかを知っておきましょう。
ネット証券の便利ツールを使ってみよう。少額資金でも選択肢は多い
手持ち予算でどんな銘柄に投資できるかは、複数のネット証券が無料で提供しているスクリーニング機能を使うとすぐにわかります(無料での口座開設が必要です)。このスクリーニング機能は、該当するもの一覧を瞬時に選び出してくれる、大変便利なツールです。使いこなさないと勿体ないこと間違いありません。もちろん、「5万円もあれば株は買える」でもご紹介した「株価×単元株数」を基に、ご自身で計算されるのもいいでしょう。予算が多ければ多いほど、選択肢が増えるのは事実ですが、先ずは少額資金である10万円以内の予算でも投資できる銘柄が1,121(2015年2月27日現在、東証)もあることがわかります。少額資金からの投資でも、選択肢に困ることは全くありませんね。
予算別の投資可能銘柄数(2015年2月27日現在、東証)
10万円 | 1,121銘柄 |
---|---|
50万円 | 3,019銘柄 |
100万円 | 3,368銘柄 |
300万円 | 3,457銘柄 |
出所:マネックス証券のスクリーニング機能をもとに株1調べ
ネット証券が無料提供するスクリーニング機能は便利なので、是非活用してみて下さい。
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株初心者は少額資金からスタートすることが大原則
株初心者は少額資金からスタートすることが大原則です。これは、手持ちの予算額が多い少ないに関係なく、全ての方に共通して言えることです。ただ、その後に一定期間が過ぎて、株式投資の様々なことにある程度慣れてくれば、予算額によって投資スタイルが異なってきます。限られた予算額の方は、そのままの投資を継続することが望ましいですが、予算額がある程度多い方は、様々な選択肢が生まれてくることになります。簡単な手法としては、同じ銘柄にもっと多く投資するのか、それとも、違う銘柄にも投資するのかということになります。
特に、後者の「違った銘柄にも投資する」ことは、リスクを最小化するという意味でも非常に重要です。株式投資の諺(格言)に「卵は一つの篭(かご)に盛るな」という有名なものがあります。これは、“壊れやすい卵を一つの容物に入れて落としたら全部割れてだめになる”ということを指し、『株も1銘柄に資金を集中すると、値下がりした時に、被る損失額が大きくなりますよ』という教えです。個人投資家の方にも間違いなく当てはまる格言ですが、現実的には、一定額以上の予算がないとできない投資スタイルです。
この「卵は一つの篭(かご)に盛るな」は、そのまま、分散投資を進めることになります。分散投資などという難しい言葉が出てきましたが「どうやって分散投資する?」にもう少し詳しく解説しています。是非、参照してみて下さい。先ずは、予算額によって投資スタイルが異なってくる、ということを覚えておきましょう。
→次へ(どうやって分散投資する?)