株価が下がる時は、上がる時以上に注意

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株価が下がる時もその背景に注意が必要

さて、「株価が上がる時は、その背景を見極める」では、株価が上がる時の要因について簡単に説明しましたが、基本的には、株価が下がる時も全く同じことが言えます。実需要因と虚偽要因の2つが株価を下げることになりますが、実需面ではその“メカニズム”がやや異なります。

実需要因はその“メカニズム”が少し異なる

株価が上がる時は、実需要因では、「私にその株を売ってくれ、譲ってくれ」というリクエストが多くなることでした。ところが、株価が下がる時は逆であり、「私がもっている株を買ってくれ、引き取ってくれ」というリクエストが多くなることです。そのリクエストを出している人(=投資家)は、その会社の業績が将来は悪くなる、もっと芳しくなくなると考えて、今のうちに(持っている)株を売っておこうとしています。同じような考えの人が増えれば増えるほど、その会社の株価は下がることになります。

将来に悪くなると判断されると誰も買いに来ない

魚屋さんのアジの例では、これからしばらくアジは豊漁で大量に余りそうだとなれば、店にアジが2~3匹置いてあっても、誰も買いに来ません。お客さんは、「そんなに採れるなら、来週でもいいかな」と考えますが、魚屋さんは仕入れたアジをどうしても今日中に売りたい。この場合、必然的に、アジの値段を下げなければ売れません。2割引き、3割引きにしても買いに来るお客さんが現れず、ようやく5割引きくらいになると、チャンスとばかりに買いに来るお客さんが出てくるのです。

虚偽要因で株価が下がる事例は後を絶たない

一方、虚偽情報でも、株価が下がる場合が多々あります。その会社に関して、根拠のない情報を拡散させて、株価を下げようとする企みです。何の根拠も証拠もないのに、「あの会社は潰れそうだぞ」「あの会社が出した商品は不良品だ」「来期は大幅減益になる」といった類のニュースを流していく動きは、決して少なくないのです。こうした根拠のない情報を意図的に拡散させることが、「風説の流布」という立派な犯罪になることと同じです。刑事事件の対象になりますから、決して行わないで下さい。

値段が下がるのは必然的なこと

先程の魚屋さんのアジで例えると、「アジを食べるとガンになりやすい」「アジの身には毒がある」のようなニュースが流れると、ほとんど誰も買いに来ません。当然、アジの値段は暴落します。こうした、根拠のない明らかな偽情報が流れた場合、それが嘘だとわかるまでは、大勢の人が信用してしまうことが多いのです。そして、このような偽情報を流した人(ここでは、ある肉屋さんとします)だけが、利益を得ているのです。

株価が下がる時は、上がる時以上に注意が必要だ

中級者レベルになったみなさんに必要なのは、株価が下がる時、とりわけ、短期間で暴落する時、その背景をしっかり抑える習慣を身に付けましょう。これは株価が上がる時と同じですが、株価が下がる時は、次の投資機会(買い場)を意図的に作り上げようとする動きが散見されます。株価が急落した場合は、慌てて売り急ぐことなく、株価が上がった時よりも一層注意が必要になるでしょう。

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