「ローソク足」を理解して、株価チャートを見てみよう

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「株価チャート」とは株価のグラフのこと

株価チャート」という言葉を聞いたことがあるでしょうか?株価はともかく、“チャート”は聞き慣れない言葉ですから、少し難しく感じるかもしれません。「株価チャート」とは、平たく言うと、株価のグラフのことです。グラフは、算数や理科の時間に作ったこと(作らされた)がある人も多いでしょうから、それなりのイメージはあると思います。ですから、「株価チャート」という単語を見たり聞いたりしたら、「あー、株価のグラフのことだな」と意識して頂ければ十分です。株式投資を深めていく上で、株価チャートを理解すること、及び、読み解くことは非常に重要です。ただ、今すぐ簡単にできるものではありません。まずは、株価チャートの基本的なことを説明します。

株価の動きを表す「ローソク足」

「株価チャート」は株価のグラフのことです。グラフには多くの種類がありますが、私たちに馴染みがあるのは、棒グラフ(縦、横)、折れ線グラフ、円グラフの3つくらいじゃないでしょうか。この3つのグラフは、小学校の教科書から日々の新聞紙上まで、様々なところで目にします。しかし、「株価チャート」、つまり、株価のグラフは、これら3つとは異なる「ローソク足」で表記されます。イメージで言うと、「棒グラフ70%+折れ線グラフ30%」のような感じです。株価の動きは、ほぼ全てが、この「ローソク足」で表され、そのローソク足が連なったグラフが「株価チャート」となります。

日々刻々と株価が変わることをもう一度思い出そう

ローソク足の説明をする前に、1つだけ確認しておきます。既に「株は値段が常に変わるもの」等で、株の値段(=株価)は日々刻々と変わると説明しました。株価が変わる頻度は、その時々の相場環境によって異なりますから一概には言えませんが、ザックリしたイメージで言うと、普通は2~3分毎に変わると考えて下さい。人気のある会社の株価は1分以内で刻々とかわります。「えっ!そんなに頻繁に」と思う方もいるかもしれませんが、それだけ値動きは激しいのです。

1日の中で重要な株価は4つ

日本の証券取引所(=ここでは東証とします)での取引時間は、午前9時~午後3時までです。正確に言うと、時間外取引というのがありますが、今は考えなくて結構です。株を買ったり売ったりできるのは、午前9時~午後3時までです(1時間の昼休みあり)。その5時間の取引時間では、始値(はじめね)・終値(おわりね)・高値(たかね)・安値(やすね)の4つの重要な株価があります。本当にザックリ言うと、まず、「始値」は午前9時の株価、「終値」は午後3時の株価、「高値」は朝9時~午後3時までの間の一番高い株価、「安値」は朝9時~午後3時までの間の一番安い株価、となります。

「ローソク足」の意味するところ

株価チャートの要素であるローソク足は、この4つの株価(始値、終値、高値、安値)を、1つのブロックにまとめたものです。これは、非常に便利なものです。確かに、最初は見慣れないグラフですが、少し慣れてくると、テレビ、雑誌、新聞、ネット等で頻繁に目にすることとなります。そして、ローソク足は簡単に分けると2種類あります。株価が始値よりも終値の方が高かった場合を陽線(長方形の中が白い)、逆に終値の方が低かった場合を陰線(長方形の中が黒い)といいます。また、高値を示すのが「上ひげ」、安値を示すのが「下ひげ」と呼ばれています。最近は時々、陰線を「青」にするなど、現代風“カラー化”を導入しているウェブサイトもありますが、基本は、陽線=「白」で、陰線=「黒」となります。

 

ローソク足に慣れることが重要

「株価チャート」は、この“ローソク足”という日々の要素が連なったグラフです。ただ、常に「日々」ではなく、「週ごと(=毎週)」だったり「月ごと(=毎月)」だったりします。そして、ごく一部の例外(信用取引など)を除けば、値上がり益を狙う株式投資では、陽線(=長方形が白色のローソク足)が好ましいと言えましょう。この「株価チャート」は、別名「ローソクチャート」とも呼ばれていますが、株式投資の世界では完全なスタンダードです。このローソク足を使った株価チャートに慣れましょう。最初は難しくても、何度も何度も見ているうちに慣れてくるのは、他と全く同じです。

投資する前には必ず株価チャートをチェックしよう

最後に、あなたが投資しようかな…と気になる会社がある場合、投資する前に、つまり、買い注文を出す前に、必ず、株価チャートを見て下さい。もし、そのチャートに陽線(=長方形が白)が延々と続いている場合、少し注意しましょう。なぜならば、確かに今は好ましい形ですが、そのうち陰線(=長方形が黒)が登場して、つまり、株価が下落し始める可能性があります。一方、その逆の場合、つまり、そのチャートに陰線(=長方形が黒)が延々と続いている場合は、チャンスかもしれません。陰線は好ましくない形ですが、そのうち陽線(=長方形が白)が登場して、つまり、株価が上昇し始める可能性があります。実は、このようにチャートの形だけを見て株の売買を行うスタイルもあるのですが、これは相当な上級者向けになります。とにかく、今は、株価チャートの見方、ローソク足の意味するものをしっかり覚えましょう。

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